今日は面接の攻略法について語ります。
今回の記事は現在企業勤めやこれから採用面接を受ける方々へ向けたメッセージです。
また、起業志向の方でも将来的に人を雇う可能性がある。そんな方は面接官側に立つ際に知っておくべき知識だと思いますので是非ご一読ください。
面接最強の攻略法
「自分を飾らない」
これにつきます。
細かい技術的な話もありますが、まずこれを押さえておかないと始まらない。
巷に溢れる面接攻略法とは一味違います。
とりあえず以下目次です。
・面接最強の攻略法を解説
「自分を飾らない」
なぜ飾ってはいけないのか?
答えは単純に
バレバレだから
これです。
「そんなまさか〜」と思ったあなた。
なぜ面接官にバレないと思ったのかを逆に聞きたい。
面接官は「人を観察する」プロです。
ちょっと位盛る程度ならなんとかなるかも知れませんが、全くの嘘を吐いたらほぼ矛盾点を探られて破綻します。その時点でGAMEOVER
ではそうならない為に何をすればいいのか?
それを次章で述べていきます。
・面接に向けて①
「面接の攻略法は分かった。けど具体的に何すりゃ良いのさ」と言う方へ事前にするべき準備について考えて行こう。
まずは「自分を知ること」
これが最優先で最重要です。
嘘や過剰な装飾をしていなかったとしても、自身のことを把握していないことで、気づかずのうちに「自分を飾ってしまう」ことがあるのです。
それを避ける為にも「自身ができることの範囲」や「自身の限界値」をしっかり把握して正しく面接官に伝えられるようにしましょう。
この内容を質問されてすぐに答えられる状態になるまで、しっかりと把握しておくことが重要です。
そうすることでより「ありのままの自分」を表現できるようになります。
・面接に向けて②
面接に向けて、もう一つ大事な準備があります。
それは
「相手に100%意味が伝わるような言葉を使う。」
ことです。
その為にすべきことは以下になります。
①数字を使う。
物事を表現する時には出来る限り数字で表現しましょう。
比較表現や比喩表現などを使うと、相手に伝わりにくかったり間違って伝わる事があります。
例えば「英語はどの程度使えますか?」と言う質問に対し
「TOEIC○○点です」
と
「日常会話レベルです」
とでは全く伝わり方が違います。
TOEICはある程度信用のおける英語力を測るテストとして点数を聞けばどの程度か判断しやすい指標になります。
ですが、日常会話レベルと言う表現は、ネイティブな人たちとスムーズに会話できる位なのか、それとも中学英語レベルがなんとか使えるレベルなのか人によって捉え方が変わってしまうのです。
ですので、表現する際は数値化できないか?と言うことをまずは意識しましょう。
②相手側が日常的に使う言葉とその意味を正しく理解しておく
これはどうしても数値化が難しい時に必要なことになります。
例えば同じ「対応力」と言う言葉を使う場合。
「様々な状況へ広く対応できる力」と解釈する業界や企業もありますし、
「特定の状況をとことんまで対応できる力」と解釈する所もあるでしょう。
どちらの解釈もその界隈では正解なのですが、面接を受ける側としては相手側に合わせる必要が出てくるのです。
難易度は上がりますが、数値化できないものを表現する必要がある時は必ず意識しておきましょう。
・面接の質問の本質
続いては、面接で行われる質問についてまとめます。
面接時に出てくる質問は大きく分けて2種類です。
それは「あなたの人柄を知る為の質問」と「あなたの能力を測る為の質問」です。
それぞれについて解説していきます。
1つ目の「人柄を知る為の質問」については特に難しいことはないでしょう。
ここまで読み進めている皆さんであれば、自分を素直に正しく表現できるはずです!
学んだ内容を生かし、丁寧に答えていきましょう。
2つ目の「能力を測る為の質問」これが難易度非常に高いです。
この質問の特徴としては、ある事象に対して質問し、帰ってきた答えに対しさらに質問し、これを繰り返し、答えられなくなる所まで質問が続きます。
いわゆる掘り下げ質問ですが、厄介なことに「答えられなすぎはもちろんNG」「掘り下げが進んで行っても間違ってたらNG」「答えられる限界を超えて間違ってもNG」と非常に難易度が高いです。
ただ攻略法が無いわけではありません。
「自分が戦えるフィールドの中でだけ戦う」その上でフィールド外に戦場が移りそうであれば、素直に不勉強を詫びて面接終了後に勉強することを宣言する。
この立ち回りができれば、自身の能力を伝えた上で相手側の印象を悪くすることを避けられるでしょう。
・役立つテンプレート
困った時の小技集
返答に困った。考える時間を稼ぎたい。
→相手からの質問内容をゆっくりオウム返しして確認しましょう。
オウム返しする間、時間を稼ぎ答えを捻り出すのです。
答える時に便利な順序
どこのサイトでも言われていることですが
「結論」を最初に話すこと。
これに追加して、結論は基本1つに絞る。
結論の後に「具体的な内容・行動」
余裕があれば「その根拠」
深掘りして話すことであなたの人間性がより伝わると同時に考え深い印象を与えてくれます。
・動作?姿勢?ビジネスマナー?
様々なサイトで技術面として紹介されているのがこれらの要素です。
ぶっちゃけ、はっきり言わせてもらうと。
「技術でもなんでも無い、企業勤めを希望・覚悟したならできて当たり前の最低レベル」
企業で働く以上、あなたはその企業の顔の一つになるわけです。
それなのにこれらのスキルがダメな人を採用・昇格させる理由がありませんよね?
ここは減点対象にはなれど加点要素にはなり得ません。
とっととマスターして自己分析に時間を回しましょう。
・まとめ
様々な項目に沿って面接最強攻略法についてまとめてきました。
その中で通して言えることが一つあります。
それは「本質を把握する・しようとする」ことです。
ここまでで語ってきた内容は全て「本質」に迫る為の手段であり方法に過ぎません。
これらを実践することで、「自分を飾らない」面接に挑むことができるのです。
もちろん、これらを実施したことで100%受かる保証はありません。
面接官側が未熟であったり、そもそも自身のスキルが足りなかったりと落ちる理由はいくらでもあるでしょう。
そんな中でも、しっかり本質をつかめていればいずれあなたにあった職場・職位が手に入るでしょう。
もちろんその為にも普段から牙を磨く(スキル・教養をつける)ことを忘れてはいけません。
以上 (元)ポンコツ系社会人ヨノさんでした。それでは、また。
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