※今回の記事の中では自己啓発=精神的な成長を促すものとして捉えています。
35年も生きていると、いろいろと自己啓発に手を出してみたりするわけですが、中でも一番効果を実感できた自己啓発があります。
それは「筋トレ」です。
筋トレ以外にも、「読書」や「セミナー動画」、「研修参加」などなど試しましたが、一番精神的な成長だったり安定だったりに寄与してくれたのは「筋トレ」でした。
それぞれの項目について、実体験をもとにまとめていきたいと思います。
以下、目次です。
①「読書」
自己啓発って聞いたときに読書を真っ先に思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
今まで自己啓発につながるような本を何十冊も読んだ感想ですが、「本は解決策を探すものであって成長につなげるものではない」です。
「読書」を自己啓発として実施する際にありがちなこととして
・読むことで成長しようとしている。
・普段読まない活字を読むことで脳に刺激を与えたい。
・上司に勧められたからとりあえず目的はないけど読む。
上記が挙げられます。
ですが、ビジネス書やいわゆる自己啓発書はよく読んでみればわかるのですが、ほとんどの場合「ある事象に対する解決法」であったり「ある事象をするための手順書」であることが多いです。
まれに本物の「成長を促す」本もありますが、大半は上記のような本が多い印象です。
さらに、「読書」をした後も問題で、大半の人が本を読むことに満足し行動につなげられていないのが現実です。
もし、本を読むだけで自己啓発や具体的な成長に繋げられるのならば、大半の社会人は大成功を掴んでいるでしょう。
ここまで、「読書」についてだいぶネガティブな内容で書いていますが、「読書」自体は決して悪いものではないのです。
あくまで「読書」を解決の手段を探すために使う。これが本来の「読書」の使い方であり、「読書」というツールが最も生きる使い方です。
前述のとおり、本は「ある事象に対する解決法」であったり「ある事象をするための手順書」であることが多いので、目的に合った本を的確に選ぶことができれば、問題解決に大いに役立ちます。
つまり、使い方さえ間違えなければ「読書」はかなり優秀なツールなのです。
なので、むやみやたらと本を読むのはやめて、目的に合ったものをしっかり選んで読むようにしましょう。
②「セミナー動画」
割と「読書」と被る点が多く、はっきり言ってしまえば「セミナーはテーマ解決について役立てるものであって自己啓発のためではない」といったところでしょうか。
特にセミナーに関しては読書以上に特化型なコンテンツであるというのが正直な感想です。
そもそもセミナーには、講師の人が開催する広い客層に向けたものと「主催者に依頼されたテーマ」を講師が話すものの2タイプがあります。
前者であればまだ自身の業務や今後の立ち回りに生かせることもあるでしょう。
ですが、後者についてはピンポイント過ぎて役立てるのが難しいパターンが多いのではないかと感じます。
もちろんピンポイントではまれば役立つことに間違いはないのですが、それは業務への貢献であり自己啓発かと言われると微妙なラインでしょう。
中には自己啓発に特化したセミナーを開いている人もいるのでしょうが、内容よりもカリスマ性で成り立っているように見えます。
合う合わないはあるのですが、個人的には総合的な効率が悪いという判断です。
③「研修参加」
研修はほぼ100%業務で成果を上げるために参加するものです。 以上
って言っていいくらい、ほかのものと比較すると「自己啓発」の要素が薄いです。
自社社員向けのものでも外部講師のものでも、基本は業績を上げるために行うものであって「自身の成長」は二の次です。
たまに、「全力で業績を上げることで成長して幸せになろう!」みたいなきれいごとをいう人がいたりします。
ですが、「業績」を上げることで幸せになるのは「会社」であったり「店」であったりするわけで、必ずしも「あなた」が幸せになるとは限りません。
それと、「業績」と「成長」を同時にやろうとすると、よほどのマンパワーがない限りはどちらかが破綻します。
1つのプロジェクトでは基本的に「目的を一つ」に絞ったほうがより生産性は高いでしょう。
④やっぱり最強か?「筋トレ」
なぜ「筋トレ」が最強の「自己啓発」なのか
体を動かすことで健康的に?
体力がついて粘り強く?
そんなことではありません。
「筋トレ」は最も「数値化」しやすい「自己啓発」なのです。
そしてこの「数値化」というのが、今回の話の「最重要」項目と言えます。
そもそも、数値化できるということはどういうことか?
それは、自身の成長を明確に計ることができるということです。
例えば、腕立て昨日は10回が限界だったけど今日は12回できた!など、明確に成長を計ることができます。
さらに、「筋トレ」を続けていくことで体格が変わっていきます。
この時、筋トレを続けている人特有のある「欲望」が出てきます。
それは「磨き上げた体を魅せたい」という欲求です。
この欲求は裏返せば「自信」であり、これこそが「筋トレ」が最強の「自己啓発」たらしめている要素です。
以上のことから、自身の精神的な成長に最も貢献してくれたのは「筋トレ」でした。
それに「筋トレ」であれば最初は全くお金をかけずにスタートできますし、しっかり続けていくことでさらに上を目指したくなってくるためモチベーション維持もしやすい利点がありました。
各個人で「合う合わない」はあるとは思いますが、誰でもすぐ始められるのでオススメです。
今後、筋トレに関する項目もちょっとずつ増やせていけたらいいなぁと思いつつ今日はここまで。
以上、(元)ポンコツ系社会人ヨノでした。それでは、また。
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